どうもシーマーです。
今週は「帳簿の世界史」という本を読んでみました。
こんな本を書くなんていったいどんなマニアやねんと思いましたが、素直にありがとうございます。
特にイタリア-フィレンツェのメディチ家のことについては、詳しく書かれていたので、個人的には興奮ものでした。
細かいことが発祥しそうもない国でまさか複式が発祥するなんて。。。
特に15世紀などはアジアから香辛料がバカ売れしていた時期。
船を利用できようになり、一攫千金を目指して商売が大きくなっている時代。
当然、会計記録も複雑になってくる。
国を跨ぐので、両替が必要。
移動途中に山賊や海賊に襲われてお金を奪われる心配から手形が発行されたりと会計システムは発達せざるを得ない。
そんな中で儲けたのがイタリアのメディチ家。
そして現在のフィレンツェの景観の礎を築いたメディチ家。
特にコジモの時はすごかったらしいですね↓
やはり、財布を握ると強
〜メディチ家(特にコジモ)のざっくりとした繁栄の流れ〜
・銀行業(為替両替、手形発行など)で財を成す
・影響力を高め、目立ち始める
・ローマ教皇庁の財務責任者となる
・フィレンツェの実質的な支配者となる(コジモ氏)
・目立ちはじめて、妬む政敵が発生する。
・政敵の陰謀によってフィレンツェを追放されてベネチアへ避難
・政敵が消え、フィレンツェへの帰還
・コジモの息子たちが継ぐが徐々に衰退・・・
・途絶える
めちゃくちゃざっくりとしていますが、すごい。
このメディチ家についてはしっかり勉強した後にイタリアへ旅行したいと改めて思いました。
今回の本は難しい本のため、あっさり目の感想。
内容が込み入ってくるとまとめるのも難しくなってきますからね。
ほなまた♪