
転職してから半年が経ちました。
理系大学院→幹部自衛隊→JTC→バイオベンチャー→外資の流れを辿ってきた36歳です。
今回の職場は、4社目。
さすがに4社目ともなると、新しい組織への入り方や立ち回り方には慣れているなーと自分でも感じること多々あり。
30代半ばで転職して半年の感想でも綴ってみようと思います。
初めての自衛隊→JTCへの転職は、右も左も分からずとにかく不安でいっぱいで、自分は役に立つんだということを周りに認めてもらおうと、がむしゃらに仕事したり、言葉数が多くなったりで空回りしてばかりでした。
今はむしろ肩の力を抜いて自分の得意なことを生かして「どうすれば早く戦力になれるか」を自然に考えるようになっています。
自分が得な業務内容を認識していると精神的にも安定します。
どこに行っても、ベースは同じ
最初はとにかく量をこなす。長時間労働を厭わない。もちろん自分のできる範囲で。
過去に自分の得意分野で“やり切った経験”があると、量をこなしながらどうやって効率化して成果を出すかがわかっていますのでやりやすいです。
たとえ初めての分野だったとしても、学び方や吸収の仕方は大きく変わらないという実感があります。
そして量をこなしながら、これだったら結果を出せそうだなと思うことをピックアップしておく。
そして2年目に攻めまくって、居場所を確立する。
というのが私の流れ。
最初は「GIVE」だけを意識する
新しい職場に入ったばかりのとき、自分が一番大切にしているのは「まず仲間に入れてもらう」こと。
どこまでいっても、人間も動物。
チームメンバーにとってコイツは使えない、有害だと思われる場合、自動的に群れから外されていきます。
例えば、前職での武勇伝ばかり語ったり、教えてもらってるのに偉そうな態度を取ったりなど不快なコミュニケーションをとる人間です。
まぁ、本当に突き抜けてすごい人はそれでもすごい成果を出して周りを黙らせることはでいますが、私は凡人ですのでそんなことできません。
なので、チームの一員として活動できるような下地を作るために、最初は「GIVE」だけに徹します。
先の通り、長時間労働を厭わない。
特に教えてもらったことはすぐに覚えて教えてもらった人の前で実践・披露。
教えてもらった人の目の前でその通りに実践して成長を見てもらうことが大事。
そうするとと教えた人は喜んでくれますし、可愛がってくれるもんです。
そして自分のレベルも上がってきます。
一方でやってはいけないのは、教えてもらった際に、「前の職場ではこうだった」ということで現在の職場のやり方に従わないのであれば、アウトです。
もう、これアウトです。
良い人間関係は築けません。
「郷に入っては郷に従え」です。
今は「踏ん張りどころ」
改めて自分の状況はまだ所詮半年。
売上にもまだ貢献できていない。
正直、まだまだ踏ん張りどころです。
吸収することが多く、まだまだ自分らしさを出し切れているわけではありません。
いつもここで焦りがち。
過去に空回りした経験があるので、ここは焦らずじっくりです。
地味なスクワットで鍛えます。
ここは“根を張る時期”だと捉えています。
これからの半年とその先へ
あと半年はどのような心境で仕事に臨むか。
これからの半年は、「自分の仕事のさらなる効率化」です。
これは翌年「チームのために使えるリソースを増やす」ためです。
当然チームレベルでの成果を残すためそうする必要があります。
自分だけで完結するのではなく、少しずつ“他者に余白を使う”フェーズに入っていきたい。
1年間で足元を固め、2年目のどこかで自分の色を出した結果を出す。
やっていきましょう。