cino cinema 横浜みなとみらいに来た。
余裕ぶっこいてたら上映時間1分ほど過ぎて着席という大失態を犯してしまった。
が、間に合ったということでよしとしましょう。
席を跨いでしまった鑑賞者の方には申し訳ございませんでしたm(_ _)m
今回はドキュメンタリーで、扱うのはウクライナ戦争でのマリウポリ。
海外記者がどんどん脱出する中でギリギリまで残ったAP通信社の記者が撮影した映像。
観ている中で改めて感じたのは、「自分達はどんでもない世界に生きていて、とんでもない国の隣国で生活している」ということ。
明日は我が身。
という自分に対して思った。
特に強烈に印象に残った点を整理したい。
そうしなきゃ今日眠れない気がする。
戦争を止めるためにあなたは何をしたの?
今回のウクライナ戦争。
もうすでに2年2ヶ月が経過している。
本当にあっという間だ。
自分は復職して部署移した直後だったような気がする。
そんな中戦争が発生。
他国のことと切り捨て自分には関係ないと思ってしまっている自分に突き刺さった言葉がある。
「パパはこの戦争を止めるために何かしたの?」
娘にこう聞かれたらどう答えようかとこの記者がコメントしている場面があった。
確かに、そうだよな〜。。。
こういうドキュメンタリー映画を観る人の意識って、こんなのがあるのかな。
・何となく興味がある。
・戦争に興味がある。
・世界情勢にも興味を持っている意識高い系の自分像が欲しい。
・本当に何かできないか考えている/既にしている。
等々いろいろあると思う。
(穿った見方ですみませんねm(_ _)m)
だけど、ほとんどが「世界情勢にも興味を持っている意識高い系の自分像が欲しい」な感じがしてならないです。
ちなみに自問自答してみると私もそうなんです。
お恥ずかしい限り。
そんな興味を持っているふりしているだけの大人の心を見透かし、槍で串刺しにする言葉が映画の中であったんです。
それが、子供の質問で
「パパはこの戦争を止めるために何かしたの?」
そうだ、その通りだ。
ああ、その通りだよ!!
オレ、何もしてねぇ!!
しっかりしろ俺!!
最近、ゆるゆる会社員やっているせいか本当に緩い生活しかしていない!
この質問にはしっかり回答できるような大人でありたい。
そして、最近自分は何をやっているんだ?
日本でも戦争が起こるかもしれない。
その時に自国で起こりそうな戦争を防ぐべく自分は何をするのだろうか。
いや、何ができるだろうか。
力を持たないただのサラリーマンでしかない。
オレって35年間生きてきて何をやっているんだ。
イベントに参加してわずかながらでも寄付することはできる
でもそれさえもできていない自分がいる。
映画だけ見て満足してしまっている自分がそこにはおる。
少しでも何かしよう。
と、早速ウクライナの写真展とかイベント調べている自分。
でもさ、この映画を鑑賞したというだけでも現実を知るきっかけとなれたということで納得していいんじゃないのかなとおもています。
みなさんはどう思いますか?
では、これにて♪