最近仕事も忙しくやることも多い。
目の前のことに集中しなければならないのに、「やらなきゃ」「上司にこんなこと言われた」を思い出して集中できない!
おいおい、落ち着け。そんな時は意識的にメモを取るだけで解決だ!
みなさんもこんなことあったりしませんでしたか?
・仕事中に別なことを思い出して以降、集中できなくなってしまった。
・人に言われた悪口や理不尽なことが頭の中をグルグル回って疲弊・不眠になる。
・忘れちゃいけない!と意識しながら仕事をしてしまって、集中できない。
でも大丈夫!メモはその課題を解決してくれます。
えっ?メモって感情の整理もできるの?と思った方もおられるでしょう。
この効用に気づかせてくれたのは、「超ミニマル主義」というミニマリストに関する書籍を読んだことがきっかけです。
この書籍で紹介されていたメモのメソッド、文章が突き刺さり実践してみました。
その結果、私は「感情の整理」と言った観点で特に効果を感じられました。
この体験を踏まえてメモを取るとどうなるのか踏まえて共有したいしたいと思い、この記事を書いています。
メモを取ることで今に集中して充実した時間を過ごしましょう。
- メモの効用を理解できる
- 今に集中しやすくするためのメモの取り方がわかる
- 感情の整理をするためのメモの取り方がわかる。
メモで雑音を脳から取り出してしまう。
メモの大きな目的は以下の2点です。
- 安心して「忘れるため」→作業記憶の機能アップ
- 「心の荷物」の棚卸をするため→心の軽量化
それらについてざっくり説明します。
「忘れるため」のメモ
覚えておくためにメモを取るのではありません。
「忘れるため」にメモを取る。
つまり、メモを取ることによってその項目を忘れてもメモが思い出させてくれるので、忘れられるということです。
よって、「いま、思い出したこと忘れないようにしなきゃ」、「指示されたこと忘れないようにしなきゃ」と言った感情に支配されなくなります。
つまり、忘れとも良い状況になるため、今に集中することができるのです。
なので、常に付箋かノートを持ち運び思いついた瞬間にポイントのみノートに取る。
そして自分に「忘れてもいい(後で見返せば思い出せるから安心してくれ)」と一言声をかけてみます。
これだけです。
そうするとタスク/会議/読書などの今に集中することができるようになります。
「心を軽くするため」のメモ
私自身にはここが一番効果あった内容でした。
筆者もこうおっしゃっています。
「情報を記録する」以外の活用法にこそ、メモ術の真髄がある。それは、「心の荷物の棚卸し」のためである。
超ミニマル主義
心の荷物って目に見えない「非物質情報」。
普段何気なく過ごしていると積み重なってしまいます。
その「心の荷物」は脳は激しく疲弊させ、深刻なストレスとなりあなたの健康の障害となりうるのです。
でも、ここで課題は解決できます。
少し意識したメモの取り方をすると、「心の重荷」を棚卸することができるのです。
手順は簡単3ステップのみです。
1.心配のもとを文字で書き出す:「非物質」→「物質」に変換
2.理由を文字で書き出し点検する:「物質」を客観視
3.対策を文字で書き出す:対策することで心は平穏
私の具体例を出しますと、先日職場の同僚と口論になりました。
口論で発生した理不尽なことが頭の中をグルグル回って、ジャグリングしている状況とします。
やることは以下です。
【実際のメモステップ(例)】
・ステップ1:理不尽に言われたことを紙に書き出す。
・ステップ2:なぜそんな理不尽なことを言われたのか客観的に点検する
・ステップ3:原因に対して対策を打つ(上司の上司に相談/転職する/上司以上の実力となるように今だけ我慢と割り切る等)
終わったらこの負の感情をメモに置いて行くという意識で取り組むとスッキリします。
こんなイメージです。
上記だけで驚くほど感情を整理することができました。
これまではモヤモヤを脳の中に抱えたまま眠ろうとして眠れないことが多々ありましたが、このおかげで睡眠も安定するようになりました。
普段感情を紙に書き出して点検するなんてことは思い付かないですし、やろうと思う人は少ないと思います。
しかし、上記のように書き出す→客観的に点検→対策を打つで驚くほど感情が整理されます。
ぜひ試してみてください。
まとめ
今目の前にあるタスクに集中できない原因はたくさんあると思います。
この状況下で物事への集中力を取り戻すアプローチはいくつかありますが、「メモの活用」も手段としては有効性バッチリでした。
特に私は感情的になりやすいこともあり、感情の整理といった点で大きく改善しました。
私のような悩みを抱えている方がいらっしゃったら試しに感情の棚卸しに「メモ」を活用してみてください。
モヤモヤを抱えているなと感じましたら、メモを取って棚卸しする。
これだけで今この瞬間に集中できるようになります。
ここまで読んでいただきありがとうございました。