今回読んだ本は「アマテラスの暗号」という小説です。
これまでも歴史や宗教関係の書籍は好きでよく読んでおり、本書も前々から気になっていたので手に取ってみました。
結論、壮大で深い世界が広がっていました。
日本神話×ミステリーの興奮で気づいたら読了。
日本神話が背景となっている小説は読んだことないのでとても新鮮。
まさにダヴィンチコードの日本バージョンでした。
特に印象的だったのがアマテラスの謎を解き明かしていく過程です。
(ちなみにアマテラス=天照大御神のこと↓)
古代から続く日本文化の深さと、そこに秘められた謎を考えさせられる瞬間が何度もありました。
日本の神話に興味を持つきっかけとしても本書は適しているかもしれません。
併せて、本書で写真付きで各宗教について、丁寧に小説として描けるなんて伊勢谷先生は相当勉強されてるんだなと感じました。
そしてまさかの、神道にユダヤ教も関係している可能性が高いとは。。。
私は観光でイスラエルに2度渡航していますので、あのイスラエルと!?
神道とユダヤ教での儀式における名称や方式、衣装など様々な共通点があるそうです。
もう、これが写真付きで小説が進んでいき、わかりやすい!
私は興奮しっぱなしでした。
一方で単なる「物語の楽しさ」を感じただけではありませんでした。
この書籍を通して、歴史や文化に秘められた意味を探る知的好奇心や、自分のルーツを知ることの大切さを感じた自分がいました。
そういえば日本のルーツってよくわからないな。
日本書紀や古事記に神話に関していろいろ書かれているというぐらいしかですね。
日本人として何とも恥ずかしい。
そういえば教典か。。。。
ユダヤ教は旧約聖書がありますし、イスラム教もコーランがあり、自身のルーツといいた意味でも教典が受け継がれてきています。
日本での宗教といえば、神道と仏教になります。
仏教にはいろいろありますが、神道には明確な教典はありません。
なので、現代では逆に意識しないと自分のルーツを固めることは難しいなぁって改めて思いました。
学生の頃、留学していた頃は天皇陛下、神社、宗教について質問されていたこともありいろんな本を読んでいましたが、最近はめっきりです。
なので、早速購入して勉強していきます。
わかりやすい解説本を購入↓
勉強していきます!
物語を楽しめたと同時に勉強になったと同時に今後のきっかけもいただけた小説に感謝。