秋はあったのかというほど、いつの間にか寒くなってきました。
そんなこんなの金曜日、仕事終わり。
たまたま観たい映画があったので、仕事終わりに行ってきました
映画館は横浜シネマリンというミニシネマ。
初めて利用させていただいたのですが、めちゃ良かった。
横浜にこんな味おある映画館があったのかと。
前置き
「ガザ 素顔の日常」
ドキュメンタリー映画です。
2019年1月に放映された作品ですが、ハマスの事件発生と共にまたしても関心が集まり、再上映されています。
今、ニュースで見ない日はない日がないイスラエルとパレスチナの紛争。
ガザの人たちの日常に迫ったドキュメンタリー作品は貴重です。
なぜならばニュースで発生している状況のガザ側の状況を知ることができるから。
今はイスラエル側の情報しか入ってこない。
ガザ側は通信手段も限られているし、メディアも入れない。
何が起こっているのかは本当に断片的な情報しか入ってこない。
なので、推測するしかない。
推測するにしても情報が必要ですよね
私は過去に二度イスラエルに旅行しており、ヨルダン川西岸地区には行ったことはありますが、ガザ地区については何も知りません。
ヨルダン川西岸地区では「ベツレヘム」と「ヘブロン」には行ったことがあります。
2019年7月と2023年8月ですね。
ちなみにヘブロンの商店街はこんな感じです↓
イスラエルの方針により入植者を守るためにパレスチナ人のお店の入り口を溶接で閉じてしまったとのこと。
日本人からしたら全く想像できません。
そんなことするなんて。。。
ヨルダン川西岸すごかったです。
ということで日々ニュースを見ている中で、じゃあガザはどうなっているんだろう?
と思ったのが始まりです。
ちなみに勝手なガザの印象↓
・定期的にイスラエルによる空爆が発生
・封鎖され、出入りの自由なし
・武装組織ハマスが支配
ということで映画を見てきました。
感 想
いや、イメージ通りだったのとそのイメージの中で人間が生き続けると何が起こるのかより具体化しました。
印象に残ったのは以下。
1.仕事がない
2.ガザから原則出られない
3.漁は海岸から5km以内のみ
4.突然の空爆
5.朝起きても未来がない
みなさんは何が一番キツいですか?
私はこの中で何が一番厳しいかというと、「5」の朝起きても未来がないことです。
いくら頑張っても自分の力では変えられないことがキツい。
いくら努力しても何も変えられないのがキツい。
これが一番キツい!!!
好きに学ぶこともできない、海外にも行けない、ずっと同じ景色、自由に行動できない、イスラエルの好きな時に空爆される場所で毎日生活を積み重ねていいたらそりゃ頭がおかしくなりますわ。
自分だったら無理です。
というか憎しみしか湧いてこない。
というか死んだ方がマシ!って思ってしまう。
この閉鎖はいつ終わるのか。
いつになったら。。。
イスラエルとハマスが和平したら終わる?
中東諸国が助けてくれたら終わる?
イスラエルの言う通りにしたら終わる?
いつになったら。。。
自分には何もできない。
変えることができない。
あまりにもかけ離れすぎて全然イメージがつかない。
考えれば考えるほど頭はグチャグチャになってきます。
そして自分は何もできない。
ただ、ニュースでの報道を遠くから見ているのにすぎない。
ますますわからなくなってきたが、とにかく眠るとします。
まずは関心を持って「自分のアタマで考えること」が大事。
取り止めもない映画感想でした。
おやすみん。