【読書メモ_16冊目】ヤンチャ大家が教える最強ボロ戸建て投資術_ふかぽん

ふかぽんさんの文章は、持たざるものから積み上げてきた体験・経験に裏づく力強いものを感じた。いつの間にか集中して一気に読み切った。文章自体はシンプルなんだが、言葉に力を感じる人というのは、短かい人生の中で体験しているが、共通しているのは壮絶な体験・経験から発している言葉だ。ふかぽんさんの外見はヤンキーみたいな感じだが、やっていることは堅実で、シンプルに目標達成に向けて突き進んでいる。この本がメルカリでも売り切れになっている理由がわかる。

本記事は、うだつの上がらない勤め人が不動産事業のために勉強・行動している過程を発信している記事です。

学んだこと

今回も他の本と共通項は現れた。一方でふかぽんさん独自の哲学についても触れることができ、そもそもマインドがあればなんでもできるということだ。

1.物件の価値を決めるのはお客様!

→自分からしたらこんな物件に本当に住むのか?というボロ物件であっても住みたいという希望者は存在する。自分自身の世界観だけで判断してはならない。借りようとしている人は、その人なりの別の世界観がある。ジョーカーゲームでいう「思い込みに囚われるな」ということである。大丈夫入居希望者は存在する。大事な言葉物件の価値を決めるのはいつだってお客様」

2.まずは400万円の貯金を準備せよ!

→まず、そもそも不動産事業を始めるのであれば、貯金(種銭)が必要だ。額は400万円貯金するためには何が必要かというと自己管理能力だ。貯金もできないようでは、不動産事業は諦めるべし。自分のお金の流れも管理することができないためである。また、ボロ戸建て不動産初心者は、買付能力・リーフォーム力がないため、そこをお金の力で補い・勉強しながら勢いをつけていく必要があるということ。私の現時点での全財産は380万円。9月賞与で420万円まで貯金を拡大予定だ。

3.BRRRの法則を叩き込め!

ふかぽんさんの放つ「BRRRの法則」至ってシンプルであるが、頭に入れておこう。この法則はトラッシュをキャッシュに変えるまでの一連の流れを完結させるための法則である。もう一度言うが至ってシンプルだ。ただし、1戸目で燃え尽きるまたは、2戸目で難しい課題にあたってREPEATすることができなくなる人が多いとのことで4番目の「R:REPEAT」までやりきることに集中すべし。また、REPAIRに集中してしまう人もいるため、本来の目的を忘れずに進めるべし。

BRRRの法則
①B=BUY(買う)
②R=REPAIR(直す)
③R=RENT(貸す)
④R=REAPEAT(繰り返す)

4.一般サイトは「不動産ジャパン」がおすすめ!

これも不動産関連本を読んでいくにあたって、「アッ、また同じこと言っている!」系の内容だ。結論から言うと、不動産ジャパンはかなり見にくいサイトであるが故にお宝物件が眠っているとのこと。アットホーム と並んで毎日物件調査します。

5.初心者が買ってはいけない物件3つのポイント!

初心者が手を出すべきではない物件がある。それは下記3点である。

①雨漏り物件

→コストがかかりすぎる。100万円程度かかることもあるため初心者にとっては一気に難しい案件になる。

②事故物件

→心理的瑕疵物件というもの。私はこういう物件は購入しません。

③ボットン便所

→客付けに苦労するし、水洗トイレにするだけでも手間とコストがかかるため、初心者は手を引くべし。

6.所有権移転登記まで一気に進むべし!

不動産の所有権が自分になるまで油断するべからず。売主との売買契約を締結し、費用を振り込んでも終わりではない。意識しておくのは、この時点でも取引がなくなる可能性がある。その理由は、不動産の所有権移転登記まで完了していないためである。これが完了していないと不動産は売主のモノである。ここまで一気にやり抜くことを心がけよ。

まとめ

かなりシンプルかつ著者自身の言葉で書かれた本であり、一気に読み進めた本だ。次は17冊目に突入する。7月中に20冊達成できそうだ。

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事