脳のエネルギー源ってブドウ糖?ミトコンドリア?

 脳のエネルギーは、端的にいうとATP( アデノシン三リン酸)のことです。このATPというのは年齢によって、作られ方というのは年齢によって変わります。一般的に脳のエネルギー源ってよくブドウ糖だと言われますよね。疲れたらお菓子を食べてブドウ糖を摂取しないと!といった建前で、会社のデスクにはお菓子がいつもたくさんある情景見たことあります。しかしながら、脳のエネルギーの作られ方は、糖分の燃焼による「解糖系」と取り込んだ栄養分の分解過程による「ミトコンドリア系」の2つです。私たちは、もっとエネルギッシュに健康的に活動したいのであれば、年齢によってエネルギーの作られ方が、変化してくることを認識する必要があります。。20代は徹夜ができたが、30代になるとできなくなった。これが、エネルギーの作り方による体の変化なのです。

解糖系によるエネルギーの作り方

 誰しもが聞いたことある脳のエネルギーであるブドウ糖。解糖系によるエネルギーの作られ方は、糖分を燃やして瞬発的に大量のエネルギーを作ることができます。この方法によりエネルギーを作ることができるのは主に20代です。糖分を瞬発的にガンガン燃やすことによって疲れ知らずに動けていたのが、20代です。しかしながら30代になるとエネルギーの作り方に変化が起こり、解糖系ではなく徐々にミトコンドリア系という作り方に変化していきます。人間は一生解糖系でエネルギーを生産する仕組みになっていないのです。

ミトコンドリア系によるエネルギーの作り方

 ミトコンドリア系というのは、ミトコンドリアという細胞内にある小器官の1つ、糖分、脂肪分やアミノ酸といった物質を取り込んで二酸化炭素と水に分解する過程で、ATPを生産する仕組みのことである。つまり、私たちが取り込んだ栄養素を分解しながらエネルギーを生産する仕組みです。ミトコンドリア系の優れているとことは解糖系の瞬発力に比べて持続力があることです。つまり、瞬時に燃え尽きることはなく持続的にエネルギーを作り続けることができるようになるのです。

脳のエネルギー源には糖分しかないから、30代以降はミトコンドリア系しかないという発想に切り替えましょう。

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