【読書メモ_23冊目】不動産投資_最強の教科書

読書メモ早くも23冊目。だんだん基礎知識がついてきたことに読むスピードが上がってきた。本書は、多くの本のような体験談にフォーカスを当てたものではなく、初心者に対する問題集みたいな印象だ。テキストを一通り読んだ人が改めて疑問に思うところが、質問形式で整理されており理解がぐっと深まった印象を受けた。

1.勉強になった点_生活編

不動産投資を始めるにあたって、どういったことを意識して生活した方が良いのか勉強になった点をまとめる。

①_「属性」と「金融資産」を磨くべし!

この2つは融資を受けるために必要となるものである。将来的に融資を受けたいのであれば、「属性」と「金融資産」の2つをひたすら磨いておくと融資を受けやすくなる。具体的な方法は下記2つである。

「属性」と「金融資産」

・属性:「一部上場企業」・「年収アップ」・「勤続年数3年以上」を確保すべし!

・金融資産:「副業」、「節約」、「貯金」に励むべし!

②_動機の棚卸しをせよ!

なぜ不動産投資を始めたいのか改めて整理する必要がある。吉川英一先生もおっしゃっていたが、不動産投資事業で成功するためには、強い動機付けがなければならない。これまで成功してきた人たちもブラック企業などの厳しい環境にいた人たちの方が、成功しているとのこと。行動するためには強い動機づけが必要である。私は、今の会社を辞めても生活できるという選択肢を持つことが最大の理由である。昨年2021年8〜9月の間過労にて抑うつ神経症となり休職したことがきっかけだ。その際に会社の仕事を休んでも生活できる体制を構築しておく必要があるという事は強く感じた次第である。もう一度記載する。会社を辞めても生活できる選択肢を持つことだ!

なぜ不動産投資を始めるのか。どうなりたいことが目標なのか。ここを明確に分ける必要がある。

2.勉強になった点_知識編

新しい知識を意図的に増やそうと思う。

①_法人設立について

不動産事業を始めるにあたっての法人設立について、わかりやすく記載してあった。私が設立する際は本書をもう一度読み直して参考とさせていただこうと思う。

②_レントロールについて

これは用語であるが、マンションやアパートを購入する際にその賃貸借条件が記載されている書類である。どの部屋にどのくらいの家賃で入居者がついているのか等を示している一覧の書類である。

③_容積率と建蔽率について

「容積率」と「建蔽率」を確認する事は違法物件を購入するリスクを下げる意味で重要な指標である。建築基準法で地域ごとに定められた値で、各行政が都市計画の中に定めている値である。容積率と建蔽率の定義については、以下の通り。

容積率と建蔽率とは?
・容積率:土地と建物の延べ床面積の割合のこと。

     「建物面積➗敷地面積✖️100」

・建ぺい率:敷地の面積に対して真上から見たときの建物の面積(水平投影面積)の割合のこと。

     「延べ床面積➗敷地面積✖️100」

これら2つについては、行政が都市計画等によって建築基準法にある数値の中から地域ごとに上限を定めているものである。たまに容積率や建蔽率が法律に対して「違法」であることを物件概要所の備考欄に小さく書かれていることもあるためよくよく注意すべし。

まとめ

本書も不動産賃貸業を始めるにあたっての一番のリスクは「無知」であると述べている。これは、脇田先生も同じことをおっしゃていた。なので、急いで始めるのではなく、ちゃんと最低限の準備として2ヶ月ぐらいは書籍・ブログ・セミナーで勉強してから始める必要ありとのコメントあり、身が引き締まった。

 

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