ミニマル主義という本を読んで小さく実践しています。
過去記事↓
いつの間にか1ヶ月経ちました。
早いですね〜。
私がまず主として実践しているのは、「装備とモノの軽量化」、「情報とワークスペースの軽量化」の2ステップです。
この2ステップにおけるメソッド数は、
・装備とモノの軽量化:12個
・情報とワークスペースの軽量化:13個
計25個あります。
私が実践したのは14個です。
「これならできそうだな〜」、「これはやってみたい」と直感で感じたところをピックアップして実践しています。
取り組む方針として全ては実践する完璧主義ではなく、「ほどほど主義」です。
全てのメソッドを実践して、完璧にこなしたるぜ!としてしまうと継続不可能です。
完璧にこなそうとすると最初はできるのですが、結局「やらなきゃ」に押しつぶされて継続できないという結果になってしまいます。
なので「やってみたい」項目を小さく始めて少しずつ深くしていくのが継続の鍵かなと私なりの経験で思います。
とりあえず3週間継続すると、モノが机に置いてあったり、床に無造作に何かあったり、床が照明を反射していないと違和感を感じるようになりました。
モノを少なくするということに対しては、習慣化に成功したと認識しています。
新しく取り組んでいることとその悩み
次に取り組んでいるステップが、スケジュールの軽量化です。
私はね、ここに悩みがあって色々悩んでおるのです。
その悩みとは、軽くしていることに対して不安や焦りが強くなり、物事に集中できていないことです。
まずは夕方を軽くしようということで、仕事を定時で完了させ、夕方を好きなことで満たしたセルフケアタイムを過ごそうとしました。
私の場合は、ドラムやって、ジムで筋トレして眠るという流れですね。
だけど、精神的に落ち着かないのです。
資本主義社会の中で生産していないことに対する焦燥感、成長活動をしていない時間の過ごし方に焦りと不安という感情が重くのしかかってきたんです。
脳疲労を取り除こうと夕方スケジュールを軽くしようとするが、心が休まらない。
そうなってくると、夕方を軽くしてセルフケアタイムを過ごしても、脳疲労を取り除くことができない。
同時に好きなことをやっているにも関わらず、その好きなことに集中できていない事態に気付きました。
具体的には下記のような行動になてしまっています。
・最速で結果を求めるあまり、書籍は要約のブログ記事や動画を見て表面をなぞるだけで、何も変わらない自分に焦りを感じる。
・ネットフリックス でも映画やドラマを早送りで視聴して表面だけ鑑賞し、観たというだけになている。
・成長しなきゃと焦って活動するが、何も起きない現実とのギャップに焦りを感じている。
要するに焦って短期間で一気に結果を出そうとして馬力を出すけど続かなくて途中で挫折を繰り返してさらに焦るという悪循環。
何かに追われている感や不安感で焦っているから一つのことに集中できなく、結果も中途半端。
この症状の正体を理解して治療しなければ、結果としてスケジュールを軽くする効果がないと判断。
ということで、この症状の正体と対処法について調べてみた結果、2冊の本に出会いました。
(1) 限りある時間の使い方_オリバー・バークマン
(2) ユア・タイム_鈴木 祐
現時点でこの2冊の本をとりあえず2周ずつ読み、この不安と焦り症状の原因と治療に取り組みます。
時間に対する焦燥感/不安感/追われている感の原因について
この2冊の本を読み、この不安感の原因を探った結果、主として3点となりました。
・SNSなどで何でも情報が手に入ることによって「やりたいことは全部やらなきゃ」、「何でもできる」という感覚を持ってしまている幻想。
→巷では、「やるか、やらないか」という標語が一人歩きしている。これが心を病む原因にもなっている。
・計画通りに未来をコントロールできるはずという思考と現実にはコントロールできていないギャップに対する不安と焦り。
・時間術を極めて、生産性を高めればやりたいことは何でもできるという「理想」と何もできていない「現実」とのギャップに対する焦り
この本いわくこの不安感や焦燥感を取り除いて、重要なことに取り組む集中力を取り戻すために必要となる考え方があります。
私が理解して認めなければならないなと感じたのは、下記3点。
・時間は有限で4,000週間しかないことを理解する
→やりたいことは全部できるという幻想を捨て、重要なこと(生きがい)だけ抽出して取り組む。
・時間を管理することは、そもそも不可能であることを理解する
→時間は管理できない事実を認める。将来に向けた努力が成功するかは不確実であるという大前提を認めて、今この瞬間に重要なことに対してのみ没頭する。
・生産性の罠に陥るな
→生産性を高めても時間に余裕は生まれないことを理解する。
要するに、時間の正体を理解することで、何かに追われている焦燥感、不安感を拭い去る。
「時間に対する余裕感」を獲得して「物事への集中力(認知の耐性)」を取り戻す必要があるということ。
そのためには、長年染み付いた思考を矯正するためにトレーニングも必要となるので、下記ステップで取り組む。
ステップ①_世界を変えるような大きな偉業を成し遂げられるような能力、時間(残り2400週間)なんて持っていない自分であることを認める。
ステップ②_重要なことをリストアップしてその時間を最大化させることに注力→「生きがいリスト」の作成・実行
ステップ③_1つのことを満足するレベルまで引き上げるには時間がかかるという大前提を理解。「最速で!」、「最短で!」などという言葉が流行っているが、それは焦りだら気の現代人へ向けたセールス標語。重要なことを本質的に高いレベルまで持っていくには時間がかかることを理解。
ステップ③_最短で結果出すことを目指すのではなく、毎日コツコツで十分であり、継続することが大事。少しだけの継続で十分。自分のできる範囲でのコツコツが大事。
ステップ④_取り組んでいるプロジェクトで将来成功するかどうかなんてことは不確実であり誰にもわからなく不明であることを大前提として理解。その瞬間だけに集中する。
ステップ④_生産的な目標を定めて取り組むプロジェクトは2つまで。仕事+@(仕事以外)の2つだけに絞る。欲張っていくつも同時並行なんてそもそも不可能。結果的に何もできない。1つのプロジェクトが完了するまで、次のプロジェクトに取り組んではならない。ちなみにこのプロジェクト以外で生産性を求めた目標を定めてはならない。
ステップ⑤_時間の余裕を取り戻すため、退屈トレーニングで脳の感受性を高める。→「退屈トレーニング」の実行+あるときだけイベントタイムの導入。クロックタイムは平日20時まで。
まとめ
長年かけて染み付いてきた思考を変えることは時間がかかることですし、簡単に人は変わらない。
根本的なところを変えようとするには時間がかかるという大前提に立って、取り組んでいきますね。
時間に追われている感、成長しなきゃという焦燥感、将来への不安感などを取り払い、物事に集中できる思考にするためにトレーニングを実行します。
・生きがいリストの作成
・退屈トレーニング
・日曜日はイベントタイムで生活し、思いついたことのみを時間制限なしで取り組む。ブログ、読書、ドラム、サウナなど。(from ユア・タイム)
何のトレーニングかと思うかもしれませんが、ほとんどユアタイムで紹介されているトレーニング法で別記事で改めて紹介したいと思います。
まずは1週間試しながら自分の変化を記録していこうと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました。