「わたし、定時で帰ります。」_定時で帰りたいです。

定時で帰る事だけでも難しいとは何事だろうか?よく考えたら異常な風潮ですよ。定時で仕事が終わっているのにも関わらず、家に帰ることができないことで悩んでいる人がこの世の中でいかに多いことか。または定時で明らかに終わるような仕事の負荷をかけて残業させるなんて。そんな会社なんて辞めてしまえばいいじゃんと堀江貴文氏ならそう言うでしょう。自分自身も思いましたが、今ベンチャーで働いていて、激務及び長時間労働を行なっていますが、体の調子を崩してしまい、有給を消化して休んでいます。そこで自分の働き方について考えるきっかけの1つとしてこの小説が目に留まったわけですね。

この本は定時で帰りたいと願っているけれども実現できていない人の背中を押す本です。結衣さんの考え方・生活を疑似体験してみましょう。

印象に残った2点

1.「死ぬ気でやれば仕事は終わる」

本当にこの言葉嫌い。君は仕事を死ぬ気でやれ。意味わかんない。会社の仕事で死ぬ気でやれってどういうこと?てか本当に仕事のしすぎで人間って死ぬんだよね。出口さんの「知的生産術」という本では、仕事は人生の3割であるため、本来どうでも良いもので、家族や仲間と過ごす時間の方が人生で多いので、そちらを大事にすることは言うまでもないということです。だから、死ぬ気でやれっていうことの意味がわかりません。しかもこういうことを言う人ほどワーカーホリックで仕事中毒。定時に帰っても一緒に過ごす友達・家族もいないし、読書・音楽などの趣味もない。仕事以外にすることがないということですね。自分の父を見て思ったけど、仕事を定年で引退して、いざ自由にやるぞといった時になにもやることがなくて困っている人って結構いる。仕事が人生の全てで考えていたけど、いざフタを開けてみれば最後は定年間際に一室に集められて、犬のように切り捨てられて解雇されていました。自分の人生なんだったんだろう、誰が自分の人生の主役だったんだろうと考えてしまうんじゃないですかね。

2.インパール作戦_怖いのは無能な上司

インパール作戦を日本企業での働き方に照らし合わして表現しています。みなさん、インパール作戦ってご存知でしょうか?大東亜戦争で、ビルマ戦線での史上最悪の作戦と言われ、3万人が死亡したこの作戦。てかよく考えたら3万人ってやばいな。それは一人の無能な上官の命令で決まってしまう。従わなければならず、逆らうことはできない。この日本企業の働き方においても、史上最悪な作戦が繰り広げられており、無能な上司がたくさんいることは事実です。怖いですね泣 でも本当によかった現代社会で。戦時中であれば、上官命令で明らかに間違っていることであっても従わなければならないのですから。絶対に嫌ですわ。現代であれば、断ることができる。本当に現代でよかった。でもさ、現代社会にありながらも明らかに間違った指示を出してその指示に従った場合、体を壊す・一生後遺症が残るような働き方をしなければならなくなっても従う勤め人多いですよね。拒否することができるのに。上司が無能だと感じたらそんな職場はとっとと辞めて転職や別の働き方をした目指しましょう。

なんかひたすら愚痴っぽくなってしまいましたが、仕事は適度に、もっと肩の力を抜いて頑張っていきましょう👍

ブラックな働き方

もう無理!!

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