自律神経とセロトニンの関係性について解説します。一般的に日本人は欧米人に比べてセロトニンの分泌量が低いため、ネガティブなことに不安を感じやすく、うつ病などの精神疾患を発病しやすいのです。そのため、日本人はセロトニンなどの分泌量を増加させることにより、意識的に活動することがメンタルをより良いコンデションに保つために必要なのです。

自律神経とは?

 自律神経とは、心臓、肝臓などの内臓を制御しており、生命を保持する上で欠かせない器官であリます。自律神経は交感神経と副交感神経の2種類に分かれます。交感神経とは、血圧を上げたり、心拍数を上げたりするなど、興奮している時に活発になる神経です。副交感神経は逆でリラックスしている時に優位になる神経のことです。これら2つの神経はバランスをとって成り立っており、交感神経が優位になりすぎると常に興奮状態で、休まることがなくなり、うつ病などの精神疾患にかかったりしてしまいます。現代はストレスが多い社会ですから、交感神経が優位になりやすいのです。要するにこの2つの神経のバランスを保つことが大事なのです。

セロトニンとは?

 セロトニンとは、ストレスに効能のある脳内物質のことで別名「幸せホルモン」と呼ばれます。脳内の幸せ物質の約9割がセロトニンと言われております。通常は自然に体内に生成され、精神安定剤とよく似た分子構造をしており、不足するとイライラしたり、鬱症状が出たり、不眠などが派生してしまいます。そのため、セロトニンを意識的に増やす習慣を身につけておけば、メンタルの向上を促すことができます。

セロトニンを増やすには?

 セロトニンを増やすためには、のキーワードは、日光、運動、食事の3つです。

①日光を浴びる。

 起床後30分以内に日光を浴びることです。睡眠ホルモンであるメラトニンの分泌が止まり、セロトニンの分泌スイッチに切り替わります。特に夜勤などの不規則な生活をしている職業の方は、朝日を意識的に浴びることはセロトニンを意識的に分泌させる上で重要になってきます。

②運動をする。

 ランニング、筋トレなど適度な運動を習慣化しましょう。特に規則正しいリズムの運動が効果的です。例えばスクワットやランニングなどがそうですね。運動をしている最中というのは、余計なことを考えなくなるので、脳も疲労しにくくなるのです。運動した後の方が頭がスッキリしたなんて経験があると思いますが、まさにそれです。運動によるメンタル改善は年齢による制限がないため、いくつになっても効果を望めます。ただし、過度な運動(一日3時間以上を週5日以上)はストレスを感じさせたというデータもあるため。気をつけてください。

③セロトニンを作る栄養を摂取する。

 セロトニンはビタミンB6、アミノ酸の「トリプトファン」、炭水化物によって体内で作られます。そのため、これらの栄養素を意識的に摂取することも大事です。ビタミンB6で言えば、マグロ、カツオ、ニンニク。トリプトファンで言えば、卵、豆腐、牛乳、バナナ、チーズなど多く含まれています。この3つの栄養素をバランスよく摂取することが、セロトニンをしっかりと体内で生成するために必要となってきますので、日頃の食事も意識してみましょう。

まとめ

 日本人はセロトニンの分泌量が少なめです。そのため、運動、食事などの生活習慣や日光を意識的に浴びるなど、分泌量を増加させるための行動がメンタルを整えるために効果的となってきます。セロトニンが増えることによりストレス耐性が強くなり、自律神経を整えることができます。起床時の日光、運動食事に気をつけて生活していきましょう。

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