不動産賃貸業の読書17冊目。本書は40代から「負けない投資」を理念として60歳以降の人生を豊に生きようとしている方向けの本である。私は30代であるが、40代の場合の戦い方についても、堅実で数字を使用してコツコツ積み重ねていく手法は変わらないため勉強教材としてなんら問題ないと認識している。本書を読んで意識させられたのは、不動産投資とは、「不動産賃貸業」と言う事業であること。株式などのような紙の資産ではない。事業だ!

本記事は、不動産賃貸業初心者が勉強になった点、他の本でも同じことを言っている本質部分を記録している個人的な記事である。

学んだこと

小さくコツコツと勤め人を本業にしながら不動産で経済的に豊かになることを目標としており、不動産で一発当ててやろうといった類の書籍ではない。堅実に不動産賃貸業に取り組むからには、数字で判断せよという目線は大いに勉強となった。一方で、これまでの16冊の書籍とも同じようなことが書かれており、脳に再度インプットすることができた。

1.資本主義の行動原理≠サラリーマンの利益

→鯔のつまり、勤め人としてクソ真面目に働いたとしても経済的に豊かになることはないということだ。マルクスの資本論である。資本家にとってサラリーマン(勤め人)に支払う給料とは、「仕入れ」である。私だったら仕入れに大金はかけたくない。当然資本家も同様だろう。ちなみに本書では、資本主義を下記のように定義している。

資本主義の定義:資本が余剰利益を求めるために、その資本を生産材(生産手段、原材料、労働力)に投下し、得た余剰利益をさらに投資する一連の経済活動

資本家の目的は得られた余剰利益の最大化にあり、勤め人の経済的改善は目的ではない。つまり、勤め人でいる限り経済的には不利なのである。頑張って仕事しても給料は若干増えるが、豊かにならないことが前提であることを理解することがそもそもの入り口だ。私自身も勤め人として華やかなベンチャー企業でMVP候補になったことがある。しかしながら、昇給はわずかであり、年収+7万えんになったのみであり、圧倒的結果を出したとしてもこのような昇給しかない。それは、資本家にとって、勤め人は仕入れであるためだ。身を持って実感した体験をこの本で出会うとは。

2.家賃収入を脅かす4つのリスク!

ここは過去に読んできた本にも同様なことが書かれている。不動産賃貸業にとっては、もはやわかり切ったリスクであり、様々な本でも同じことを言っている。これは、リスクを極小化するためにできることは決まっている。特にリスト化してしまえば、焦ることはないぞ、オレ。

家賃収入_4つのリスクと対策
①家賃下落リスク:受け入れて家賃設定変更適宜リフォーム
②入居率の低下リスク:リフォーム・低価格の家賃設定などの市場商品との差別化
③人口減などによる需要減リスク:極力大きな需要減にならなさそうな場所を選択
④家賃滞納リスク:家賃保証会社をつける

①〜③のリスクについては、今後の日本においては避けられない。なぜならば、今後の日本は人口が減り、経済も縮小していくことは自明であるためだ。まずはこの事実を現実として受け止める必要がある。そこから対策を練り、自分の頭で考えてリスクを抑えながら事業を回していくしかない。現実に向き合い、自分の頭で考えてその場での最適解を見つけていくしかない。

3.室内リフォームは女性目線で行うべし!

室内リフォームは女性目線で行うべし。インテリア、壁紙、キッチン、色合い、照明など女性目線で構築すると入居率があアップとのこと。不動産業界は男性社会である。ましてや大家さんが内装に全く無頓着な人である場合、全くもってセンスのない内装になるのは自明だ。思い返してみれば物件を内覧した際に、なんでこんなセンスを感じられない内装にしているのか不思議な時があった。そう言うことだったのか。

4.不動産経営で自分を磨く!

不動産経営は奥深い。まだ勉強しているのみであるが、読んでいるだけで興奮する。資金管理、銀行融資、リフォーム、修繕の工法や材料、インテリアの傾向、流行のお店、税金と多岐に亘った総合力が必要。ただ不動産を購入すれば終わりというわけではない。そしてなんと言っても知識だけでない最も重要なコミュニケーション能力で猛者が集うこの業界に勝負を挑まなければならない。人間力で周りの人たちから力になってあげたいと思ってもらえる、「人間力」のようなモノが株式や債権などのような紙の資産と大きく異なるところであり、磨かなければならないところとのこと。

まとめ

結論。私のような未だ書籍のみで勉強している口だけ初心者の言葉に力はなし。種銭を蓄積し、一刻も早く早く不動産賃貸事業を始めたい。小さく。だが、焦らずにコツコツと。私は失敗しながらじゃないと覚えないのでまずは小さく失敗したい。とりあえず明日から18冊目を読み始める。

おわり。

 

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