「働き方の教科書」の画像検索結果

 出口さんの本と出会ったのは2年前。わたしが船に乗っていた時にたまたま部下からこれいいですよと言われて読んだのが出会い。わかりやすく読みやすい文章で内容も豊富な人生経験と圧倒的読書量に裏付けされた言葉でわたしの心にしみ込んでいったのを今でも思い出す。そんな出口さんは本を何冊も出されている。今回は「働き方の教科書」を紹介する。

「働き方」の教科書

題名からは働き方について淡々と書いるのかなと思ったが、内容は人間は動物であるという原理原則に基づいてどういった考えを持って人生を歩んでいくのが自然なのか。考え方の根本について出口さんは語っている。働き方について表面的な内容ではなく、人間の原理原則を理解することでさまざまな物事への考え方に応用することができると強く感じた。特に仕事が人生の全てと考えている方は読んだ方がいいかもしれない。心がスッと楽になると確信する。

1.人間は動物である

 まさにこの言葉の通りである。人間は動物である。動物ってどのような生活をしているのか。太陽の光とともに起きて、食べて、働いて、夜は眠るという生活スタイルである。人間も動物である。つまりこれまでの日本企業に蔓延っている深夜残業や徹夜というのはもともと人間の生活スタイルではないのである。動物の原理原則に当てはめて考えると日本企業の精神論は全くのお門違いであることがわかる。人間が活動する際は、動物の原理原則を当てはめて自分の生活スタイルというものを作っていくことが最良であり、生産性を高めるという話。私も海上自衛官で護衛艦勤務の際は深夜の当直などで昼間に仮眠をとったりしていたが常に体の調子は良くなかった経験がある。つまり、人間は基本的に夜は眠る生き物であるということを思い出した内容である。

2.人間はワインである。

 ワインはその土地特有の産物で光の当たり方、地形や気温等が違ってくれば異なる種類のワインが出来上がる。人間もこれと同じで各々の土地で育っており、違うものである。人と人とコミュニケーションを取る際は、相手の土地の歴史・文化などの地理を勉強しておくことが重要だということだ。クライアントでもそう。ギリシャ人とコミュニケーションする際にアレキサンダー大王の話や政治・経済・食などの話をすると会話も盛り上がり、いつのまにか仲良くなっている。この経験を思い出すとこの相手の歴史文化を勉強するという手間を惜しまないことが大事なんじゃないのかなと私も思います^^

3.人生を無駄にする3つの行動

 「済んだことに愚痴を言う」「人を羨ましく思う」「人によく思われたいと思う」の3つ。特に最後の「人によく思われたいと思う」を振り払うことが難しい。これには同感です。転職活動とかしている時ここに転職したらみんなどう思うんだろうということを考えながらやってしまったりしていたなと改めて思う今日この頃。これに囚われて八方美人になって自分の思っていることと違うことをして自分を自分で苦しめるということになってしまう。本当にそうですよねー。これは僕がそうですと正直に認めた。

4.人生は99%失敗する。

 僕はこの章を読んで心がスッとした。要するに歴史上人間は99%がやりたいことをやり遂げることができなく残りの1%の人間が成功して世の中を変えて言っているということである。若い頃は就職サイトや雑誌に振り回されて自己実現に躍起になって自分に最適な職業を見つけて成功しないととか思ってたけどそもそも最適な職業なんて若い頃に見つけることは難しいから一生かけて見つけていこうというスタンスにして、興味があることはチャレンジしていけばいいという考え方になったような気がする。成功することはそもそも珍しいことで失敗することはなんの恥でもなく悲観することはないということである。

5.仕事は人生の3割

 よくよく時間に換算してみると仕事というのは人生の3割程度しかなく7割は家族・友人と過ごす時間を占めているのである。そう言ったことから、仕事とはどうでもいいものである。このスタンスで仕事に対して明るく楽しく取り組めば、変に体を壊すこともないし無駄な人間関係に悩むこともない。仕事が人生の全てという人がいるけれども、そういった人間は仕事に対して自分の美学とかを出してくるし、自分自身がそうであれば周囲や上司の目を気にするようになり自分で自分を苦しめることになるからから面倒臭い。そして部下が悲惨なことになる。だから仕事というものはそもそも大したものではないんだよという考え方で楽しく働こう。ほんとだよね^^でもこの考え方を持っても仕事が8割になってしまうようなブラック企業に勤めている場合は環境を変えた方がいいと思う笑

出口さんの海外勤務での経験から日本との比較もあり面白いので読んでみる価値ありですよ^^

おすすめの記事